@kotyのブログ

PythonとかAWSとか勉強会のこととかを、田舎者SEがつづります。記事のライセンスは"CC BY"でお願いします。

第27回 #nseg 勉強会(Titanium Mobile ハンズオン)に行ってきた。

第27回#nseg勉強会が2012/05/26(土)に長野高専にて開催されました。参加された皆さま、講師の増井さん、お疲れさまでした。
開催概要はこちらです。

NSEG勉強会は普段はテーマを大まかに決めて5分から30分のLT(Lightening/Long Talk)をするという形式なのですが、今回はAppcelerator社の増井さん(@)を招いてのTitanium Mobileハンズオンが行われました。ハンズオンはおおまかにこちらに沿って進められました。

Titanum Mobileについて

Titanium Mobileについての詳しくは、このへんをご覧ください。うたい文句は「Write Once, Adapt Anywhere」で、同一のコードで各モバイル端末に「最適化した」UIを描画するという意味だそうです。

ハンズオンを受講した限りでは、なかなか期待できる開発プラットフォームですね。以下は.NET 開発者の視点から見た感想。

良い点

私はJavaobjective-cは未経験なので、経験のあるJavaScript(好きじゃないけど)*1で開発できるというのは個人的には嬉しいことです

これが一番のウリですからね。そうはいっても、ソースコードの中で if (Titanium.Platform.osname == 'android') といったどの端末で動いているかによる分岐は避けられません。このへんを理解した上での設計が重要かなと思いました。

今後はwindows phoneにも対応する予定だそうです。個人的には期待。

  • モジュールを書くことによってAndroidiPhoneに特化した機能を追加できる

どーしようもないときの逃げ道があるのは大事ですね。

気になった点
  • UIのデザイナが無い

すみません、Visual Studioで育ったもので。。。XcodeAndroid SDKでの開発でUIデザイナ画面があるのか知らんのですけど、Visual Studioみたいにデザイナから.designer.csみたく開発環境がコードを生成してくれると嬉しいんじゃないでしょうか。

全体を通して

今回は安定したネットワークの確保とか外部講師を招いた関係で、@さんと@さんに事前の準備にご尽力いただきました。また高専の学生さんにもust配信でご尽力いただきました。ありがとうございました。みなさん環境構築を済ませて予習してきていたのも良かったですね。

来月は高専カンファレンスと合同での開催です。楽しみですね。

最後に

「懇親会は時間厳守で」といった本人が遅刻してすみませんでした。orz

*1:ほんとはC#で開発できないかなーっと思っとる。ということで、[http://linux.slashdot.jp/story/12/05/05/0546247/Android%E3%81%8CC%E3%81%AB%E7%A7%BB%E6%A4%8D%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B:title=これ]に期待しています。