「モノリスからマイクロサービスへ」読了後メモ
モノリスからマイクロサービスへ ―モノリスを進化させる実践移行ガイド
- 作者:Sam Newman
- 発売日: 2020/12/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- マイクロサービスに分割されていることで、一部分だけ新しい技術で作り替えやすくなる。これは顧客にとって良い結果を提供する意外にも新しい技術を習得することで開発者の満足にもつながる。
- 分解しやすさ、分解による利益の2軸で分解する機能の候補を絞る
- 一発で分解するのではなく、段階的にリライトを繰り返す
4章の「データベースを分割する」ではデータベースリファクタリングで出てきた話題と割と共通していた。まずはトリガーやデータ更新時、日時バッチ等で新旧両方のDBに更新をかけ、徐々に切り離していくっていう辺りが。
- 作者:スコット W アンブラー,ピラモド・サダラージ
- 発売日: 2008/03/26
- メディア: 単行本
トランザクションをかけられない場合にどうデータの整合性を維持するか
2フェーズコミット、オーケストレーションベースのサーガ、コレオグラフィベースのサーガなどが紹介されていたが、どれも私が関わっているシステムには過剰に感じた。保守できる気がしない。
ロールバック用のロジックを用意しておくのが現実的である。
マイクロサービス間の依存関係をどう管理していくか
現実のシステムでも徐々にシステム間連携が増えてきている。何らかの方法で依存関係を見える化しておかないと、ある改修が意図しない箇所に影響してしまうことが先々ありそうな気がする。 サービスメッシュてのが紹介されていたが、これがいいんだろうか。。。