@kotyのブログ

PythonとかAWSとか勉強会のこととかを、田舎者SEがつづります。記事のライセンスは"CC BY"でお願いします。

夏サミに行ってきた所感とえらい人が”ソーシャル”に対して感じてい

(この記事は2012/08/01に書きました。)
久々にトーキョーのイベントに行ってきました。

ソーシャル・エンタープライズ」がテーマということで、yammerについていろいろ話が聞けることを期待していったのですが、聞けることは聞けたのですが期待ほどではありませんでした。ダイアモンドスポンサーが、chatterを抱えるsalesforceでは止むを得んところもあったのかもしれません。

以下メモ。

  • 複数のAPIからの情報を統合してタイムラインに情報を出す
    • →所感)順位付けとタイムラインの生存期間の決め方が重要だ
  • 信頼こそが最大のコスト削減→所感)まったくもっておっしゃるとおり

所感)

  • sharepointとoffice talkとyammerの関係がよく分からなかった
  • Atlassian Tシャツをもらった!
  • yammerのbotを作ってみたくなった

ソーシャルってのは部門や企業間の壁を取り去ってフラットに人と人が繋がれるようになる。個人的にはいいことだと思うし、私の観測範囲でもみなさん好意的に思っているようにうかがえる。
でも会社の中を見れば必ずしもそういう人だけじゃない。実際某社で企業内SNSが導入されたときに、「本来の組織構造を逸脱した情報の流れ」ができてしまい、「自分のあずかり知らない所で何かが決まってしまう」ということを理由にSNSを否定している部長が複数いた。これは伝聞ではなく、本人から面と向かって聞いたときのことだ。そのときは私はひどく落胆し絶望したのを今でもはっきり覚えている。
私の話し方が悪かったのかもしれないし(SNSで何かが決まってしまうことはないだろうし...)、ひとつの部を預かる責任的なものを私が理解できてないからなのかもしれない。でもこういう人は確かにいる。
時間が解決する話なのかもしれんけどなー。

特に上場企業の場合は、内部統制やコンプライアンスの点から厳密な権限管理が要求されるだろう。今後のyammerはADと連携させて権限管理ができるようになってほしいな。